本日の注目

本日は大学の不正アクセス公表と、AIを悪用したランサムウェア交渉の実態など、セキュリティ関連の話題が中心です。あわせてバックアップソフトの機能強化や、災害時にも強いインターネット回線の新しい選択肢もご紹介します。

1. 大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報流出のおそれ

東京科学大学(旧東京工業大学・旧東京医科歯科大学)の情報基盤に不正アクセスがあり、統合時に在籍していた学生・教職員の氏名・住所・メールアドレスなどが流出した可能性があると2026年9月7日に公表されました。被害範囲は現在調査中とされていますが、大学側は8月28日に対策本部を設置し、拡大防止に努めています。
モアーズから一言: 組織統合や人事異動のタイミングはアカウント管理が複雑になりやすく、不正アクセスの標的にもなりやすいとされています。M365保守のお客様も、組織変更のあった際にはアクセス権限の棚卸しを行うことをおすすめします。
出典: Internet Watch

2. AIによる攻撃は「高度化」より「効率化」、身代金交渉にもLLM悪用

セキュリティ専門家による分析では、生成AIは新しい攻撃手法を生み出すというより、流出データの分析や身代金交渉の個別化、心理的圧力の生成といった「効率化」に使われているとされています。実際に、AIが生成した"弁護士"の主張を使い交渉を有利に進めようとしたランサムウェア集団の事例も報告されています。
モアーズから一言: もっともらしく作られた交渉文や脅迫文に動揺せず、訓練を受けた専門家や顧問弁護士に相談できる体制を事前に整えておくことが、いざという時の被害抑制につながるとされています。
出典: Internet Watch

3. 光回線とau 5Gを併用、KDDIが新サービス「auひかりプラス」を9月17日開始

KDDIは、光回線とau 5G回線を組み合わせたハイブリッド型インターネット接続サービス「auひかりプラス」を2026年9月17日から提供すると発表しました。光回線の開通前は5G回線で先行して利用でき、開通後は自動的に光回線へ切り替わります。災害などで光回線が使えない場合には、5G回線をバックアップとして使える点が特徴です。BIGLOBEや@niftyなど複数のISPが順次対応します。
モアーズから一言: 事業所の回線開通待ちの期間短縮や、災害時の通信断リスクへの備えとして、固定回線の冗長化を検討中のお客様には参考になる情報です。
出典: Internet Watch

4. Synology、バックアップソフト新版でクラウド対応とセキュリティを強化

Synologyは、データ保護アプライアンス「ActiveProtect」シリーズ向けの新ソフトウェア「ActiveProtect Manager 2.0」を発表しました。対応プラットフォームがAmazon EC2やAzure VM、Google Workspaceなどへ拡大したほか、ストレージ暗号化機能や、クラウド上のバックアップをオンプレミスを介さず直接復元する機能が追加されました。既存ユーザーは追加費用なしで利用できるとされています。
モアーズから一言: クラウド利用の広がりに合わせてバックアップの復元先や暗号化の選択肢が増えることは、ランサムウェア対策・事業継続の観点でも心強い動きです。Acronisをご利用のお客様も、自社のバックアップ体制と比較検討する際の参考にしていただければと思います。
出典: Internet Watch

5. MSI、144Hz対応の27型ビジネス液晶ディスプレイを発売

MSIは、27型IPSパネルで144Hzのリフレッシュレートに対応したビジネス向け液晶ディスプレイ「PRO MP273W E14AJP」を発表しました。解像度はフルHD(1920×1080)で、HDMIやDisplayPortなど複数の入力端子を備えています。価格はゾーン内で2万5100円程度とされています。
モアーズから一言: 在宅・オフィスを問わず、日常業務の作業効率向上を目的にディスプレイの更新をご検討の際は、こうした低価格帯のビジネスモデルも選択肢の一つになります。
出典: ITmedia PC USER

この記事は各媒体の公開情報をもとにモアーズコミュニケーションがまとめたものです。詳細は各出典をご確認ください。