本日の注目

画像共有サービスGyazoの不正アクセス続報と、老朽化システムを狙われたアパレル大手の復旧事例が本日のポイントです。「セキュリティ疲れ」を感じている企業が国内で75%にのぼるという調査結果も出ており、対策の優先順位を見直す良いタイミングと言えそうです。

1. 画像共有サービス「Gyazo」不正アクセス、削除済み画像のデータも流出

画像共有サービスGyazoで9月11日に発生した不正アクセスについて、9月25日に続報が公表されました。過去に削除された画像のメタデータ約1.74億件が新たに流出していたことが判明し、既報分と合わせると流出範囲はユーザー情報や画像メタデータなど広範囲に及びます。運営会社は二次被害は確認されていないとしています。
モアーズから一言: 社内でGyazoのような無料の画像共有ツールを業務連絡に使っている場合は、情報の取り扱いルールを一度見直す良い機会かもしれません。
出典: INTERNET Watch

2. 国内企業の75%が「セキュリティ疲れ」、対策強化より整理が先

TD SYNNEXの調査によると、国内企業の75.4%が「セキュリティ疲れ」を感じているとされています。要因としてツール管理の複雑化、自動化への過信、人材不足、業務と安全性のバランス不足の4点が挙げられました。新しいツールの追加より、既存の人員やプロセスの最適化を優先すべきだと指摘されています。
モアーズから一言: 「対策疲れ」は規模の大小を問わず起きています。保守契約の中で「今何が動いていて、何が足りないか」を定期的に確認することが、疲弊を防ぐ近道です。
出典: ITmedia エンタープライズ

3. Microsoft、Copilotを大幅刷新 課金方式も変更へ

Microsoftは業務向けAIアシスタント「Copilot」を大幅刷新し、情報を一元化する「Home」、自然言語でアプリ等を作れる「Code」、常時稼働で作業を代行する「Autopilot」の3機能を発表しました。HomeとCodeは数週間以内に、Autopilotは9月末からプレビュー提供が始まる予定とされています。課金体系も従量課金からユーザーサブスクリプション制へ移行するとされています。
モアーズから一言: 料金体系の変更は請求額に直結する可能性があります。M365をご利用のお客様は、正式提供のタイミングで契約内容を一度ご確認いただくことをおすすめします。
出典: Impress Watch

4. Microsoft Defender、統合セキュリティ基盤「ISOC」をプレビュー提供

Microsoftは9月23日、SIEMとXDR、AIを統合したセキュリティ運用基盤「ISOC」のプレビュー提供を発表しました。AIエージェントが複数の脅威情報を統合分析し、対応を自動化するとされています。利用にはMicrosoft Defender SuiteまたはMicrosoft 365 E5/E7ライセンスが必要で、一部機能は別途Azureサブスクリプションが必要とされています。
モアーズから一言: 高度な統合基盤ですが対象ライセンスは主に大企業向けのE5/E7です。中小企業のお客様には、まず基本的なセキュリティ対策の徹底が引き続き重要です。
出典: ITmedia エンタープライズ

5. 老朽化システムを狙われたアパレル大手、復旧に最大3か月

アパレル大手パルグループホールディングスが2024年6月に受けたサイバー攻撃について、復旧までの経緯を振り返る記事が公開されました。老朽化した遠隔アクセスシステムの脆弱性を突かれ、約100台のサーバーが停止したとされています。POSシステムの復旧に約2か月、基幹の管理システム全体の復旧には約3か月を要したとされています。
モアーズから一言: 老朽化システムはいつ狙われるか分かりません。バックアップと復旧手順を事前に整えておくことが、被害を数日で抑えるか数か月かかるかの分かれ道になります。
出典: ITmedia エンタープライズ

この記事は各媒体の公開情報をもとにモアーズコミュニケーションがまとめたものです。詳細は各出典をご確認ください。