Two people working on blue laptops at a round table, focusing on teamwork and technology.

写真: Christina Morillo / Pexels

西条市は「市内企業は、DXでどう変わった?」をテーマに、DX伴走支援の成果発表会を9月3日に開催すると発表しました。市が実施したDX伴走支援事業を受けた市内企業が、自社の取り組みを発表する形式とみられます。情報は西条市公式サイトのイベント欄に掲載されています。

西条市が主催するこのようなDX関連イベントは、弊社の営業エリアである西条市および周辺の企業様にとって、他社の生の導入事例や市の支援策を直接知ることができる貴重な機会だと感じています。パソコン・ITセキュリティ・AIを日常的に扱う立場から見ると、こうした発表会は「導入して終わり」ではない部分にこそ注目していただきたいと思います。

弊社が日々現場でご相談を受ける中で感じるのは、DXという言葉が先行してしまい、実際にはパソコンの入れ替えや業務ソフトの導入だけで満足してしまうケースが少なくないという点です。しかし、本当に効果が出るDXは、導入後の運用体制や、情報を扱う際のセキュリティ対策までセットで考えて初めて成立します。発表会で紹介される事例も、表面的な「便利になった」という話だけでなく、その裏でどのようなIT環境整備やセキュリティ対策が行われたのかまで意識して聞いていただくと、より実践的なヒントが得られるはずです。

DX導入時に見落とされがちなポイント

  • 新しいソフトやクラウドサービスを導入する際、既存のパソコンのスペックやOSのサポート状況が対応していないケースがあります。
  • 業務効率化のために外部サービスと連携させることで、これまで意識していなかった情報漏えいのリスクが新たに生じることがあります。
  • AIツールを試験的に導入したものの、社内での運用ルールが定まらず、宝の持ち腐れになってしまう例も見受けられます。

こうした点は、発表会のような場で他社の成功事例を聞くだけでは見えにくく、実際に自社の機器やネットワーク環境を専門家に確認してもらって初めて分かることが多いです。特に西条市および周辺5市のように中小規模の事業者様が多い地域では、専任の情報システム担当者を置いていないことも珍しくありません。だからこそ、DXを検討するタイミングは、パソコンの更新やITセキュリティの見直しを一緒に行う良い機会でもあります。

また、看板製作を手がける弊社の立場から申し上げると、DXは何も社内の業務システムだけの話ではありません。店頭のデジタルサイネージや案内表示のデジタル化なども、広い意味でのDXの一環です。発表会で紹介される事例が製造業やサービス業に偏っていたとしても、その考え方は店舗の情報発信にも応用できる場合があります。

読者の皆様へのご提案

もし9月3日の発表会にご参加される予定があれば、単に「便利になった」という結果だけでなく、「導入前にどんな不安があったか」「情報管理やセキュリティ面でどう対応したか」といった部分にも注目してみてください。その上で、自社のパソコン環境やネットワークが今のままで大丈夫か気になった際は、ぜひ一度弊社にもご相談いただければと思います。DXの第一歩を安全な形で踏み出せるよう、地域の皆様のお力になれれば幸いです。

出典: 西条市「DX伴走支援成果発表会」開催告知