写真: Quang Nguyen Vinh / Pexels
Impress PC Watchの分析によると、2026年4月時点のパソコン平均単価は約13万9,821円となり、16ヶ月間で最高値を記録しました。前年同月比で約12.8%の上昇で、メモリ・CPU・OSライセンス費の高騰が主な要因とされています。値上がりは一時的な現象ではなく、構造的な傾向であると指摘されています。
この数字を弊社の店頭でのご相談内容と照らし合わせると、実感としてもよく一致しています。ここ半年ほど、同じスペックの見積もりを昨年と比べると、明らかに部材費の割合が上がっていると感じる場面が増えました。特にメモリの価格変動は大きく、8GBから16GBへの増設だけでも見積もり額が数千円単位で動くことが珍しくなくなっています。
お客様からよくいただくご質問に「もう少し待てば安くなりますか」というものがありますが、今回の記事が示すように、今回の値上げはメモリ・CPU・OSライセンス費という構成部材そのものの原価上昇が背景にあります。これは一時的な品薄や為替の変動とは性質が異なり、短期間で元の水準に戻るとは考えにくい要因です。弊社としても、こうした値動きが今後どこまで落ち着くかは断定できませんが、少なくとも「待てば以前の価格に戻る」という前提でのご判断はおすすめしにくいというのが実感です。
企業のお客様は特に「入れ替え計画」の前倒しを検討する時期
個人のお客様以上に影響が大きいのは、複数台のパソコンを一括で入れ替える予定のある事業者様です。西条市内でも、事業所のパソコンを3年から5年周期で入れ替えているケースが多く見られますが、次回の入れ替え時期が半年から1年先という場合、今の水準からさらに上振れするリスクを織り込んでおく必要があります。
また、OSのサポート終了に合わせて入れ替えを検討されている場合は特に注意が必要です。サポート終了直前は駆け込み需要で価格・納期の両方が不安定になりやすく、値上がり局面と重なるとさらに選択肢が狭まる可能性があります。
- 今使っているパソコンの用途と必要スペックを棚卸しする
- 「今すぐ全台入れ替え」ではなく、優先度の高い端末から段階的に更新する方法も検討する
- 中古・リファービッシュ品の活用余地があるかを合わせて相談する
弊社としては、値上げの局面だからこそ「とりあえず高機能なものを」ではなく、業務に本当に必要なスペックを見極めることが重要だと考えています。過剰なスペックへの投資は避けつつ、必要な部分にはきちんと予算を配分する。そのバランスの見極めが、価格が不安定な時期ほど価値を持ちます。
ご相談はお早めに
パソコンの入れ替えやスペック選定でお悩みの際は、現状の使用状況を踏まえた見積もりのご相談を承っております。値上がりの動向を注視しながら、無理のない導入時期をご一緒に検討いたします。